「約束のネバーランド」13巻までの感想【ネタバレ注意】

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ハロー! 漫画はアニメより原作派です(´・ω・`)

どーも、スピカ(@Spica727_Mormon)です。

 

サブカル大好き40代ですが、漫画は特に好きです。結婚した当時、持ってた漫画をほぼ断捨離して、電子書籍で読むスタイルに変えました。

 

完結した漫画を何度も読み返すことも楽しいですが、連載中の漫画コミックスの新刊をじっくり読むことも大好きです。そんな私スピカが、最近お気に入りの漫画「約束のネバーランド」について語ります。

おっさん
おっさん

若干ネタバレ含みます。未読の方はご注意を!!

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「約束のネバーランド」について

「約束のネバーランド」概要

「約束のネバーランド」は原作:白井カイウ(しらい かいう)、画:出水ぽすか(でみず ぽすか)による、ダークファンタジーやサスペンスの要素が入った漫画作品です。

2016年8月から週間少年ジャンプで連載が始まり、2019年1月からはアニメも放映開始となりました。コミックスは2019年4月に13巻が発行され、現在国内で最も売れている漫画のひとつといわれ、2018年の「このマンガがすごい!オトコ偏」第1位にも選ばれています。

少年ジャンプの作風らしく、主人公と仲間たちが一体となり、様々な苦難を乗り越えて勝利を掴み取るというスタイルとなっていますが、これまでのジャンプ作品とは一線を画す、ややショッキングな描写も多く含まれており、ダーク感あふれる作風であるといえます。西暦2045年の地球が舞台で、作中に出てくる世界地図から、現在のヨーロッパ地方を中心に舞台が描かれていることが分かります。

個人的には大人が読んでも楽しめる、ジャンプ王道スタイルの少年漫画だと思います。

「約束のネバーランド」あらすじ

主人公の少女エマと、エマを慕う少年ノーマン、レイの3人は、孤児院であるグレイス・フィールド・ハウス(GF)で、孤児たちのリーダーとして生活しています。エマたち孤児はハウスの中で知力・体力を鍛えられ、里親が見つかりハウスを巣立つ日までの間、母親役である「ママ」イザベラのもとで本当の家族のように幸せに暮らしていました。

しかしある出来事をきっかけに、エマたち孤児がこのハウスで育てられている目的は、「鬼」と呼ばれる者たちへの食料となるためであり、ハウスで行われている様々なテストは、高級食材である自分たちの品質向上のためであることを知ってしまいます。エマとノーマンとレイは、この事実を孤児全員に知らせ、ハウスからの脱出を計画します。しかし計画は鬼の手先であったママに見破られ、しまいにはまたひとり大切な家族が「出荷」されることとなってしまいます…。

エマたちが住む世界は、鬼が住むところと人間が住むところに二分されており、エマは自分たちが鬼の住む世界にいることを知ります。そして鬼の食料として育てられている、食用児とよばれる孤児が他にも大勢いることを知ったエマは、そのすべての食用児を解放させるべく、鬼や鬼に味方する者たちと戦っていくことを決意します。

鬼のトップの存在、人間界でエマたちを支援する協力者の存在、そして食用児がいることで鬼と人間の世界の秩序が保たれていると考える人間の存在、そんな彼らの思惑が複雑に絡み合いながら、エマとその仲間たちは少しずつこの世界の真実に近づいていきます。

 

単行本13巻のあらすじと感想

遠い昔に鬼と人間たちは不可侵条約を結び、互いの世界に立ち入らないという取り決めを交わしました。しかし食料としての人間の味が忘れられない鬼たちのために、「食用児」を飼育するハウスを鬼の世界に作り、それがガス抜きとなって鬼と人間の世界のバランスは保たれてきました。

しかしエマたち食用児の反逆により、そのバランスが崩れるのを恐れた人間たちは、彼らを排除しようとします。エマたちの住みかであったシェルターは、アンドリュー率いる敵の部隊によって破壊され、エマたちは脱出せざるをえなくなります。

もう誰も死なせたくないと願うエマでしたが、皮肉にもある人物の犠牲により、エマと仲間たちはまた新たな旅を続けることができるようになります。エマは、自らの選択が正しかったのか自問自答しながら見た夢の中で、自分たちを逃がすために犠牲となったある人物から、「自分の判断を信じろ、エマ。そしてそれでどんな結果が出ても前へ進め。お前なら、お前たちなら世界を変えられる。」と諭されます。

エマはこの時点で12~13歳くらいです。ずば抜けた知恵と、並外れた運動神経を持ち合わせ、すべての食用児にとってまさに希望の光です。しかし常に悩み、苦しみ、自分の弱さを痛感し、皆の前でさらけだします。漫画の世界とはいえ、この小さな体に背負うものが多すぎて心配してしまいます。

エマと子どもたちのために犠牲となった人物は、いわゆる死亡フラグが立てられていたので、「ああ、いつかそうなるんだろうな…」と予想はしていました。エマと子どもたちが、鬼と戦えるまでに強くなれたのは彼のおかげです。しかし彼には彼の決意があり、友との約束がありました。ある意味すばらしい幕引きだったと思います。

13巻の終わりで、物語は新たな展開を迎えます。人間の世界に住み、食用児の支援者である人物のことが、また少しずつ明らかになってきます。

 

「ミノタウロスの皿」との比較

ところで最初にこの漫画を読み始めたとき、藤子・F・不二雄のSF短編「ミノタウロスの皿」を思い出しました。宇宙船の事故により、ある惑星に不時着した主人公の物語です。その惑星では「牛」にそっくりな生き物が、「人間」そっくりな生き物を家畜として育て、上質な「人間」を高級食材として食べていました。主人公はそこで出会った一人の「人間」そっくりな女性を好きになってしまい、彼女が食料として出荷されるのを阻止するために奔走する…。というストーリーです。

話を現実の私たちの世界に戻すと、人間は食料として生き物を育て、殺し、その肉を食べています。しかし飼われている生き物の立場から見ると、人間に食べられるために飼育されているというこの状況をどのように思っているのでしょうか。

「約束のネバーランド」を読んで、鬼によって人間が飼育され食べられるという状況に対して、恐怖と怒りを感じてしまいます。しかし同時に、状況に絶望しながらも生きるためにステーキを食べる「ミノタウロスの皿」の主人公や、生き物を飼育しその肉を食べるという私たち自身に、人間の欲深さを感じてしまうのです。

まとめ

おっさん基本的に、子どものころに読んで面白かった記憶のある漫画を読み返すのが好きで、現在進行形で連載されている漫画についてはほとんど知りません。しかし「約束のネバーランド」は連載中の漫画で読んでいる数少ない作品の一つであり、久しぶりに早く続きが読みたい!と思わせる作品です。

実はこの漫画、うちの中学生の子どもが勧めてくれたんです。学校でも男女問わず大人気なようで、単行本も回し読みしていると聞きました。最近は親子の会話のひとつとして、今後のストーリーの予想をお互いに話したり、好きなキャラについて語り合ったりします。

親子のコミュニケーションの一端を担う役割をも持つ「約束のネバーランド」、ぜひ一読することをお勧めします!

おっさん
おっさん

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたにとって今日も明日もよい日となりますように!

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