モルモン用語集「責任」

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モルモンにおける「責任」とは?

日本語における責任という言葉には、人がそれぞれ果たさなければならない努めや役割、といった意味が込められています。しかし末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン)では、この意味に加えて少し特殊な用法で「責任」という言葉が用いられます。

モルモンにおいて責任という言葉を用いるときは、多くの場合その人が教会内で担っている「役割」のことを指します。例えば教会を管理するビショップや、日曜学校などで教える教師、また教会の子どもたちを教える指導者などです。

 

英語では “Calling” と言います

「責任」に当たる日本語訳は、通常 “Responsibility” ですが、教会でいうところの「責任」に当たる語は “Calling” です。意味合い的には、神や、地位あるものから承るもの、といった感じでしょうか。そのため教会ではよく「責任」という言葉の代わりに、「召し」という言葉もよく使います。

「あなたの召しは何ですか?」、「私の召しは日曜学校教師です。」、“I am called to be a Sunday School Teacher.” などと用います。

「責任」が必要な理由

教会では、日曜日に開かれる聖餐会や、それぞれの行事などを円滑に運営するために、それぞれの役割を果たすにふさわしい人々に責任を与えます。教会では一部を除き、有給の聖職者というのはいません。ステークやワードで責任を受けている教会員は、普段の仕事や生活をしながら日曜日やその他の時間に、ボランティアとして責任を果たしています。

 

いろいろな「責任」

学校に校長先生や学年主任、生徒指導教員、また学級委員長、美化係、そして用務員や給食センタースタッフなどたくさんの役割があるように、教会にも本当にたくさんの「責任」があります。

意外に思うかもしれませんが、教会ではデスクワーク的な仕事も非常に多いのです。ワード書記と呼ばれる責任は、モルモン教会の中で忙しい責任の一つです。ワードの財政、記録、統計に関わる仕事を一手に引き受けます。多くの場合、成人男性会員は一度はワード書記の責任を受けます。忙しいですがどのように教会が管理運営されているのか非常に良くわかるようになり、この経験が後に他の責任を果たすときの助けになることがあるからです。

ピアノ伴奏者や指揮者など、自分の才能に合った責任を与えられることもあります。

 

自由意志と「責任」

責任によっては、男性しかできないもの、女性しかできないものがあります。特定の責任には年齢によって受けられる責任が異なるのもあります。

責任の任期は特に定まっていませんが、ワードの責任に関して言えば、2年程度のことが多いのではないでしょうか。ある責任の前任者がいろいろな理由で解任となることが決まった場合、ビショップは祈りと熟考によって後任者を決定します。そして面接によって責任を依頼するのですが、責任を引き受けるか辞退するかは本人の自由です。決して無理強いはできません。個人や家族の事情によって決定します。

 

おっさん
おっさん

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたにとって今日も明日もよい日でありますように!

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